つめもの
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2016年12月21日 14:37ペダル 雪成 夢 ※いつにもましてなんかやばい
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「死ぬなら、雪成に殺されたい」
ぼうっとしたままいきなりそんなことを言い出すものだから、この人はマジで疲れてるんじゃないのかと心配になった。最近、体の調子だけじゃなくて心の調子もあまりよくないみたいで、本気でもう起きないんじゃないかって思うくらい寝てるし。眠れる森の美女か。五十年は寝たままなのか。
「……ほら、寝ましょうよ。明日も仕事だろ」
促したところで、ぼうっとこたつに乗せる頬は動かない。何が原因なのかもわからないで、心配もまして心にきているのか。そんなに頼りないのか、なんて自分に腹が立つけれど、この人の格好つけたがりは今に始まった話じゃない、と頭を切り替えた。
「運びますからね」
そっと抱き上げてベッドに落とす間、やっぱりぼうっとしていて、布団を掛けて、しっかりと抱き込んだ。やっと反応して、弱々しくオレの服を掴むのになぜだか心の奥がぎゅっとして、抱き込む腕を強くする。
「ほら、寝ましょう。……おやすみなさい」
「……ん、おやすみ」
やっとまともに会話が通じて、ほっとしたまままぶたを閉じた。
この人が殺してほしい、ってならうまく殺してやろうか、なんて思ってしまう程度にはこの人を愛してるんだ。そのあと生きていけっていうなら適当に生きて、そのあと死ねばいい。
何年、どれだけあんたのワガママに振り回されてきたと思ってるんだよ。
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2016年12月08日 07:19はいきゅ 夜久さん 夢
昔のを発掘したので 中途半端
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夜久くんとの仕事は、思っていたよりも楽で居心地がよかった。号令は夜久くんがかけてくれるし、わたしは夜久くんがいないときだけ号令をかければよかった上に、仕事なんかたまの話し合いのときに書記として黒板に項目を書くだけだった。
気が付けば席はたいていわたしの周辺三席以内で、とても近かった。
前期の仕事はあっという間に終わって、最後の代表委員会ではあっという間だったね、とお互いに笑いあった。夜久くんは嫌味じゃなく気が使える人だったし、わたしも変な気を使わずに済んでよかった。
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