つめもの
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2016年07月31日 15:27えむます あくぴ
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「拾ってもらっちゃってすみません、あくのさん」
「いや、ちょうど良かったよ。これから龍も拾うからちょっと遠回りするけどまだ間に合うよな?」
「はい、まだ大丈夫です。……うーん、やっぱり免許取るべきですよねぇ」
「そうか、プロデューサー免許持ってないんだったか。学生の頃とらなかったのか?」
「東京で就職するなら要らないと思ってたんですよ……それが、こんなに必要だとは。必要というよりはあった方が便利だというくらいですけど」
「まあ、そうだよなぁ。男は車好きなやつ多いしとれるようになったらすぐ取るやつが多い印象だけど、女はそうでもないよなあ」
「男性はやっぱり車好きな方多いんですねえ。従兄弟も車が好きで、すぐ免許とってドライブ三昧だって叔母さんが愚直ってましたよ」
「ははは、男なんてそんなもんだよ。ドライブも楽しいんだぜ」
「ドライブなんてした記憶がないです。昔から車に乗るとすぐ寝るタイプだったので……こうしてお話ししながら乗るのも楽しいんですね」
「話ながらも楽しいし、それにちょっと遠出して普段行かないところに行くと目にも新鮮だしな。……プロデューサーがよければ、今度のオフにでもドライブ行くか?」
「えっ、いいんですか? 運転手のあくのさんに一方的に負担がかかる気がするんですが……」
「誘ってるのは俺だぞ? それに、言っただろ、男は車が好きなんだって。海の方まで行ってみないか? 海岸線ドライブ、なかなか楽しいぜ?」
「でも……あっ、それならお昼はお弁当作らせて下さい! 公園で食べましょう、どうですか?」
「俺はいいけど……結構食べるぜ? 大丈夫か?」
「一日運転続けるあくのさんより断然楽チンだと思いますよ! 食べたいのがあったらいってくださいね」
「おう、それじゃあ楽しみにしておくな。……ん、そろそろ龍のとこだ。あそこ結構ガタガタするから気を付けろよ」
「はーい!」
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2016年07月31日 01:53ペダル 雪成 夢
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「ゆっきなーりくーん」
「なんすか、すっげー嫌な予感するんすけど」
「えっへっへ、いいじゃない、女装しよう? ゆきに似合いそうなワンピースあるんだよ~」
「ハァ!? ぜってー嫌、やんねー!」
「いいじゃん! お化粧はわたしの腕が足りないのもあるからそこは置いておくし! ワンピース着るくらいよくない!?」
「よくねーよ! なんでいけると思ったんだよ! おかしーだろ!」
「荒北はしぶしぶ着てくれたのに! 金城なんかノリノリだったのに!」
「あの人たちなにしてんすか!!!! ってか荒北さんがしぶしぶでも着るってアンタなにでつったんすか…」
「えっなにそれ荒北がなにかごほーびがないとやらないと思ってるわけ? 正解だけど」
「あってんじゃねーか! ……で、なんすか」
「ん? うちの教授の期末の過去問計五年分♡」
「アンタのとこの教授って……ああ、すっげー面倒なやつですよね。それじゃ荒北さんもしぶしぶやるのか…」
「ね、だからゆきも着よう?」
「アンタ、オレにはなんの『ごほーび』もなくやらせるつもりなんすか」
「えっなにごほーびあれば着てくれるの?」
「考えるだけっすけど」
「えー! うーん、ご飯連れてったげる」
「アンタにメシおごってもらうのあんまり好きじゃないっすよ、知ってんでだろ」
「うー、そうだった。えーそしたらなんだろう、ゆきの好きなものなんでも作ってあげる!」
「うっ、ちょっと考えます」
「やったー!」
「あっこらまだ考えるだけでやるなんていってねーからな!?」
「わかってるわかってるー! ちゃんと考えといてね!」
(あーもー! アンタの手料理とかほとんどありつけないから食いたいけど『ソレ』着たら負けだろ、男として……!)
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2016年07月30日 23:23夢考えてたけど誰にも落ちそうになかった
えむますだよ
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就活で一つしか内定もらえなくてちくしょーしかたねえって入社したらインフラなんも整ってねーじゃねーかよふざけんななんでエンジニアやとった!?ってなるところからはじまる話なんだけど、びっくりするほど珍獣としてしか見られないのでいわゆる傍観夢
院卒にすると修士でも25なんだよなぁ~大人組しか視野にはいらない とはいいつつ無理ですよ学生さんは…こわい…夢書くならふつうに学生で書くわってなる…
隼人夢は一つ下の女の子がいるんだよ芦屋さん にやにやしちゃうぞ
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2016年07月30日 22:46えむます あくのさん
Pしてるけど夢
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「~くんが今度結婚するんだって! 握野くん仲良かったよね?」
「ああ、式の招待状が来てた。あいつもまあ、あの頃から付き合ってた彼女と結婚するとは思わなかったなぁ」
「えー、すごく仲良くてお似合いのカップルだったじゃない!」
「まあ、否定はしないけど。……あんたは? まだ予定ないのか?」
「もー、仕事が忙しくてそんな余裕ないって知ってるくせに。今はお仕事が恋人だからいいんですうー」
「ははは、悪かったって。……よし、いつも頑張るプロデューサーを労ってやろう。甘いもん食いに行こうぜ」
「えっ握野くんのおごり!? わーいありがとう」
「あっこら! まあいいけど。ほら、いくぞ」
「えっ冗談なのに。でもありがとね」
仕事が恋人なんて、その『恋人』の括りに何人も男が入っていることにひどく不快感を覚えた。ただの友人が、なにも言えたことじゃないのだけれど。
この片想いがいつか叶うそのときには、この話も面白おかしくしてやろう。なんて心に決めて、今はとりあえず二人で食べる甘いものに心を馳せた。
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2016年07月29日 18:33えむます しきぴ
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「ハイパーハイテンションでハイパーポジティブなシキっちと!」
「ちょーっとクールでオトナなシキっちと?」
「「どっちが好きっすか?」」
「え、どっちもいや」
「「なんでっすかー!?」」
「うるさいよ」
「プロデューサーちゃんひどい!」
「プロデューサーちゃん、それ『オレ』が嫌って言ってるように聞こえてすっげー落ち込むって!」
「あー!もう!いつもの四季で十分だよ!」
と、叫んだところで目が覚めて、事務所でうたた寝していたわけではなくて自分の部屋でベッドに寝転んでいることに安心した。
次の日に四季にあったときに挨拶より先に「どうかしたっすか?」なんて聞かれてしまうなんて、きっとたぶん修行が足りないんだろうなあ、と遠い目をしてしまったのは致し方あるまい。
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2016年07月28日 21:45ペダル 雪成 夢
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「ゆき、好きって言って」
「ん゙っ!?なんすかいきなり!?」
「言ってよ、ねえ」
「……アンタ、珍しく落ち込んでます? いつも無駄に自信満々なのに」
「無駄にって言うなよ。……雪成、言ってってば」
「……はぁ。なんなんすかもう。……好きですよ、アンタのこと。好きじゃなきゃ毎日毎日あんな理不尽に付き合ってねーよ、アンタが笑ってくれるからやってんだよ、わかってんだろ」
「うん……わかってる。わかってるけど、なんか、無性に聞きたくなった。だってゆき、言ってくれないじゃん」
「アンタだっていわないだろーが! なんなんだ、情緒不安定な女子高生か、付き合いたてのカップルか!」
「そんなんじゃないってわかってるくせに。……今日は、暑いけど一緒に寝よ。暑いの嫌ならエアコンかけるから」
「アンタのどやられて起きたとき声でなくなりますよ。……別に、暑くたって寒くたって、アンタと一緒にいればそれでいいって、知ってるんでしょう」
「……うん。ゆき、だいすき」
「はいはい、オレもすきですよ」
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2016年07月28日 18:16あくのさん
あくぴでも夢でもどちらでも。
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愛してるなんて言葉で言い表せないほど、あんたのことが大切なんだ。
そういえない自分に、否定されるのがこわいと思う自分に、あいしてほしくなかったといわれるのがおそろしい自分に嫌気がさした。
どれだけ、あんたのこと見てきたと思ってるんだ? 俺がこう伝えたとして、あんたの答えは一言一句違わずに想像がつく。
そんな言葉をもらうくらいなら、心に秘めたままあんたが幸せになっていくのを見てるだけでいいと、そう思ったんだ。
(自分が傷付くのがこわくて、それをただ見ないフリしてきただんて、ヒーローが聞いて呆れる)
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